PMシリーズ
超伝導マグネット応用装置

製作例

「伝導冷却超伝導マグネットシステム　　物質・材料研究機構殿　納入品」
超伝導マグネットを用いた各種製品を設計・製造いたします。下記の製品および製作例をご覧ください。

以下、各種の製作例など↓

FRP製交流マグネット用冷却装置
PM-10

概略図
構造材はGFRPです交流マグネット運転用です。
4K-1.5W GM冷凍機による伝導冷却により冷媒を固化させます。
温度制御装置付きです
冷凍機は磁場発生時に特性劣化がないように配置されています。
輻射シールド、スーパーインシュレーションおよびサーマルアンカーは渦電流対策が施されています。
1kVの交流電圧に絶えうる電気絶縁が施されています。

PMシリーズ PM-10
構造材 GFRP
装置寸法 高さ 695mm、幅 929mm
50Hz交流運転時 通電電流
　　　　　　　　　　　コイル端子間電圧		 50 A
1kV
冷凍機ユーティリティー 4K-1.5W GM 冷凍機　１台
計測ポート数 ３
付属品 温度コントローラー、温度測定素子（４）、　ホール素子（３）

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超伝導マグネット伝導冷却用冷凍機分離型クライオスタット
PM-S-10

外観
本装置はノイズ削減のため超伝導マグネット部と冷凍機を分離した構造となっています。

PMシリーズ PM-S-10
冷却機構 4K-GM冷凍機
到達温度 〜4K
備考 ※写真は物質・材料研究機構殿納入品

フラットテーブル型超伝導マグネットシステム
PM-FT-10

外観

※特許出願中		 通常の超伝導マグネット装置は室温ボア部にサンプルを挿入し計測します。その不便さを解消するため、本製品はボア部を無くし、平らなテーブル構造を採用しました。テーブル面上ににサンプルを置くことで、測定することが可能なシステムです。目視で測定環境を確認することができます。
ボア部の代わりにテーブル型を採用しているため、ボア部に挿入するために必要なインサートなどの装置・器具が不要となります。
写真では平らなテーブル面が垂直方向に向いていますが、テーブル面は垂直から水平方向までの90度回転することが可能です。。

PMシリーズ PM-FT-10
冷却機構 4K-GM冷凍機
到達温度 〜4K
室温フラットテーブル面印加磁場 3.7T
備考 ※写真は物質・材料研究機構殿との共同研究によるシステム

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CCシリーズ
超伝導マグネット室温クロスボア付クライオスタット　伝導冷却タイプ
CC-M-2-X

外観
本装置は超伝導マグネットの冷凍機伝導冷却用に開発された室温ボア構造のクライオスタットです。
既存の超伝導マグネットの仕様に合わせた取り付けが可能です。
伝導冷却用2段式冷凍機が2台まで取り付け可能です。
使用する冷凍機に応じて設置箇所の形状を変更することが可能です。
通電用酸化物系パワーリードが4本まで取り付け可能です。使用するパワーリードに応じて取付箇所の形状を変更することが可能です。
室温ボアはクロス状になっておりz方向およびr方向からの実験が可能です。ボア径はφ10〜50mmとなっております。
移動用ステンレス製自在キャスター付きです。

CCシリーズ CC-M-2-X
装置寸法 直径1000〜1400mm、全長1200〜1600mm　(応相談)
室温クロスボア（φ10〜50mm）　(応相談)
カスタマイズ 2段式冷凍機2台まで取り付け可能　（別途購入）
酸化物系パワーリード4本まで取り付け可能　（別途購入）
冷凍機ユーティリティー 2段式冷凍機（別途購入）による伝導冷却
通電電流 50A　（4K-1W2段式冷凍機×2、侵入熱0.2Wパワーリード×3使用時）
通電時2ndステージ到達温度 4.0K以下
（4K-1W2段式冷凍機×2、侵入熱0.2Wパワーリード×3、通電電流150Aの場合）
オプション 設置する冷凍機、パワーリードに応じて設置箇所の形状変更可能、
設置する超伝導マグネットに応じた2ndステージの形状変更および加工、
冷凍機､酸化物系パワーリード、超伝導マグネットの組み込み作業
用途 超伝導マグネットの伝導冷却および通電試験

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PMシリーズ・CCシリーズ関連製品
FPLシリーズ
酸化物超伝導パワーリード
FPL-10

外観と概略図
本製品は冷凍機伝導冷却型システム用パワーリードとして開発されたものです。
超伝導線はGFRPホルダー内に収納されています。

FPLシリーズ FPL-10
酸化物超伝導体
 Bi2223
寸法 全長260mm、幅16mm、厚さ9mm
接続用電流端子 無酸素銅

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PMシリーズ・CCシリーズ関連製品
FELシリーズ
超伝導マグネット用2段式昇降装置
FEL-01-W-500

概略図

本装置は超伝導マグネット装置において測定試料を上下移動させて磁場印加による様々な実験を行うために開発されたものです。
第1昇降機には試料を設置し運転ハンドルによって上下に稼動させて所定の位置まで移動させます。
第2昇降機には別試料やカメラ等の外部装置を設置させてそれを上下移動させることが可能となります。
本装置構成部品は全て非磁性材料で構成されています。
FELシリーズ FEL-01-W-500
第1昇降機 移動方向 上下　（本装置底面を下として）、可動距離 500mm以上（応御相談）
試料設置部、外径寸法 φ96mm
第2昇降機 移動方向 上下　（本装置底面を下として）、可動距離 100mm以上
設置部、寸法 15×15mm（応御相談）
用途 超伝導マグネット装置での磁場印加実験における試料の位置移動
備考 超伝導マグネット装置との取り合い、固定方法に関しては御相談に応じさせていただきます。

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